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誠実な経営の時代に

投稿日:2012年 12月 04日

 自学の国家試験合格率を高くすることを優先し、

在学生の国家資格受験を抑制している大学があると聞いている。

模擬試験等の状況により、本人が受験を断念するならともかく、

合格可能性が全くないわけではない受験まで制限するというのでは、

何のために大学があるのかという存在意義を考えさせられることである。

 大学は学生に価値を提供するためにあるのであって、

競合に勝って生き残っていくためにあるのではない。

顧客価値を軽視した、社会性を考慮しない経営は

市場からいずれは排除されてしまうものだと思います。