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大学経営の視点

投稿日:2013年 03月 11日

 不透明な環境下、中長期の計画を策定し、それに基づいて大学の運営を行っているところが増えてきている(約7割)。場当たり的な経営では、環境の変化が激しい中での存続が困難となるからである。

 
これは結構なことであるが、大学ではこれまで、このような計画に基づいた経営というものはあまりおこなわれてこなかった。常に常夏の環境にあったため、苦労しなくても入学者が得られたからである。
 
このため計画策定にあたって、どのような項目を柱としたらいいのかということについて、十分な検証が行われていないといえる。このため、とりあえずその大学での緊急の課題等を項目として設定してしまいがちである。
 
組織経営ということで考えた場合、落としてはならない要素というものがある。どんな組織を目指すのかというビジョン、社会にどのような価値を与えるのかということ、構成員の成長を図ること、顧客や市場のニーズを探ること、などなどである。
 
これらについて、ある程度の検証を経ているのが企業経営の分野である。そこで大学独自のスタンダートが確立するまでは、社会に価値を与える組織という点で共通である、企業の視点を拝借することが得策である。そうすることでバランスの取れた、大学の計画策定が可能になる。
 
ご参考までに
http://www.shidaikyo.or.jp/riihe/research/arcadia/0510.html