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19%

投稿日:2010年 02月 21日

この数字、何の割合か分かるでしょうか。ある教育系の企業が調べた、日本の企業で「自分の仕事の目標達成に情熱を感じている人」の割合である。19パーセントという数字は、例えば野球で言えば9人の選手中、1人または2人が本気で勝とうとして戦っているという状況である。サッカーで言えば、11人中の2人ということである。これは、なかなか厳しい状況と言えるだろう。 

また別の調査で、中間管理職の人に「誰の成長を願っているか」ときいたところ、自分8割、部下5割との答えだったとのこと。合計が合わないが、実はもう一つの答え、上司の成長をマイナス3割願っているということで、帳尻が合うのである。

 学校業界はどうかという調査はないので断定はできないが、感覚的には企業の場合より良い状況とは言えないように思われる。

なぜこのような状況になっているのだろうか。経営環境の悪化や行き過ぎた成果主義など、さまざまな原因が考えられるが、一番大きな原因は、夢を持って働くことができにくい環境であるということではないだろうか。