今、このテーマに関心を持っています。

自分自身、過去に短大を維持できなかった経験があることや、

その後、短大の状況を改善できた経験などにより、

もともと関心は持っていましたが、

今回、このテーマで講演や執筆をする機会を与えられたことで、

改めて生き残り策について考えてみました。

　短大が厳しくなってきた背景、原因、

短大のメリットやデメリット、専門学校との比較、

そのような視点から考えてみると、いくつかの施策が浮かんできました。

一つは徹底して実行すること、二つ目は細部にこだわること、

三つ目は広報を変えてみること、そして最後は職員力の向上です。

　私自身、大学職員だった期間が長いので、

職員の体系的な能力開発こそが、ほかの施策の源になるものであると感じています。

開催されている研修に一人二人の職員が参加するという形でなく、

個別の大学ごとの職員育成、これが今後の大学経営のポイントになると思います。