コロナ禍によって、遠隔での授業が注目されるようになった。

対面での授業に比べたら、やりにくいし、効果も劣るだろうと考えられていたが、

結果はそうではなく、便利であり、学びやすいという声も多かった。

そのような遠隔での授業（教材やオンラインなど）を

長い間、実施してきたのが通信制大学である。

本書では、その通信制大学の、いかにして学習の効果を上げるかといった工夫や、

いかにして学習を継続させるかといった仕組みづくりを、

10の大学の事例をもとに紹介している。

読み進めるうちに、通信制大学の魅力に引き込まれてくる。

それと同時に、通学制大学の学びについても、改めて考えさせられた。

越境する通信制大学－学びのゲームチェンジャー　東信堂

著者　田口真奈・澁川幸加・寺尾謙・鈴木克夫

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